アスタキサンチン

アスタキサンチン

アスタキサンチンの概要

アスタキサンチンとは、甲殻類の赤い色素になる抗酸化力が強い成分で、ファイトケミカルの一種です。通常ではくすんだ色をしていますが、加熱するとタンパク質と分離して鮮やかな赤色になります。

サケは赤身の魚ですが、これはオキアミやエビといったアスタキサンチンを含むエサを食べているからです。色素が体内に蓄積することによって身が赤やピンクになります。

また、産卵の時期に力強く川を上ることができるのは、アスタキサンチンの抗酸化作用により疲労やストレスを改善する作用によるものと考えられています。

アスタキサンチンは老化の原因になる活性酸素を抑制する働きがあり、その抗酸化作用はビタミンEの約1,000倍といわれています。

アスタキサンチンは油に溶けやすい性質を持っている為、油と一緒に摂取すると吸収率が上がり、効率的に摂ることができます。

アスタキサンチンの効果

視力の調整機能改善

アスタキサンチンは栄養がなかなか行き届きにくい細かい部分まで入り込むことができます。その1つが「目」です。最近はテレビだけではなく、ゲームやパソコン、スマホなどを使用する人が増えており、その分目への負担も増えております。具体的に目の負担とは、目の中の毛様体という部分が緊張した状態が続くことなのですが、この毛様体の負担を軽減・改善する効果がアスタキサンチンにあることがわかっています。

富士化学工業
「眼精疲労におけるアスタキサンチンの機能性の臨床結果を発表」
http://www.e-expo.net/m/news/e/2549.html
・目がかすむ、肩が凝るといった自覚症状が改善
・対象:点眼薬や健康食品を利用していない人48人
・1回の摂取量:アスタキサンチン6mg
・頻度:1日2回
・期間:4週間

筋肉持久力向上

アスタキサンチンは運動能力の向上にも関わっています。筋肉痛は活性酸素による酸化ストレスの影響も受けており、アスタキサンチンの抗酸化作用によって筋肉の損傷を防ぐためです。

富士フィルム
ヘルスケア未来研究所
http://info.fujifilm.co.jp/healthcare/astaxanthin/3-3.html
・アスタキサンチンをあらかじめ摂取しておくと、筋肉細胞が破壊されて潰されるのを防ぐ。
・疲れを残りにくくし、回復を早める。

美肌効果

アスタキサンチンには美肌効果があります。肌は、紫外線による細胞の酸化でシミやシワを引き起こしますが、アスタキサンチンは紫外線による酸化を防ぎ、抑える効果があります。

富士フィルム
ヘルスケア未来研究所
http://info.fujifilm.co.jp/healthcare/astaxanthin/4-1.html
http://info.fujifilm.co.jp/healthcare/astaxanthin/4-2.html
・アスタキサンチンを肌に塗ると表皮の活性酸素が除去されてメラニン色素の生成が抑えられる。
・コラーゲン量の減少の原因となる一重項酸素を抗酸化作用によって減少させ、コラーゲンの変化を守る。

生活習慣病予防

動脈硬化の予防や、免疫力の向上、血流改善、メタボ予防など、アスタキサンチンは非常に多くの効果を備えています。

オリザ油化株式会社
アスタキサンチン
https://www.oryza.co.jp/cms/wp-content/uploads/2017/10/1505b82cadf6bd6345bb4773a88980c2.pdf
・アスタキサンチンは不安定アテロームプラークを抑制し、安定アテロームプラークの形成を促進する。

多く含まれている食品

アスタキサンチンは、カニ、エビ、サケ、イクラ、マダイなど、赤い魚介類に多く含まれています。

引用:オリザ油化株式会社 アスタキサンチン

1日の推奨量6mgを食品からとり続けるのは難しいかもしれません。手軽にとれるサプリメントであれば、いつでも場所を選ばず摂ることができ、続きやすいというメリットがあります。

サプリメントの紹介

DHC アスタキサンチン

いつまでも若々しくありたい人の、美容と健康をサポート
・1日1粒
・アスタキサンチン(フリー体として) 9mg ※1日目安量あたり

アスタキサンチンの安全性は?

有害事象として排便量の増加、赤色糞便

過剰摂取により腹痛を起こすことがあります。

甲殻類アレルギーなどがある人がサプリメントを摂取する場合は原材料をしっかり調べましょう。

妊婦・授乳婦

食事から適切に摂取する場合は安全です。

妊婦、授乳中のサプリメントの摂取は医者に相談をしてから検討しましょう。

参考リンク

オリザ油化株式会社
https://www.oryza.co.jp/cms/wp-content/uploads/2017/10/1505b82cadf6bd6345bb4773a88980c2.pdf

富士化学工業株式会社 ライフサイエンス事業
http://www.fujichemical.co.jp/life_science/fascinating_astaxanthin/index.html

「健康食品」の安全性と有効性情報
https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail615.html

富士フィルム ヘルスケア研究所
http://info.fujifilm.co.jp/healthcare/index.html

栄養カウンセリングOlive代表。管理栄養士です。

病院勤務を経て独立。健康系の記事の執筆を中心に活動しています。

All About食事ダイエットガイドとしても活動中。